令和5年10月18日（水）、20日（金）に、西中学校にて3年生を対象に福祉体験学習が行われました。18日は「点字体験」、20日は「車椅子体験・高齢者疑似体験」を行いました。

　18日の「点字体験」では、大垣視覚障害者福祉協会の方と、大垣点訳グループ愛盲会の方が講師として、普段の生活の様子や点字の打ち方を伝えました。
　点字を打って視覚障がいの方に読んでもらっていましたが、「○○君？」と名前を読んでもらえると、「読んでもらえると嬉しいな♪」と笑顔が見られました。点字の付いた製品を一生懸命に読む姿も見られ、積極的に取り組まれている姿が見られました。
　生徒から、「点字が無くて困ることは何ですか？」と聞かれると、「点字がなければ授業を受けられない。普通だと授業を聞いてノートを取る。でも見えないからノートを取るのが間に合わない。だから覚えるのが大変。また、見えている人みたいに文章を斜め読みできず、一字一字読まなければいけないので、試験の時間は倍かかる。」と話され、生徒も驚いた様子でした。

　20日の「車椅子体験・高齢者疑似体験」は、半分のクラスが認知症について学び、残りの半分が体験を行う形で行われました。
　どちらの体験も、体験したことだけではなく、感じたことからこんなことができるかもしれない…といった気付きを持っていただき、充実した福祉体験学習となりました。

　楽しく真剣に学んでいただけたので、今後の授業にも活かしていただけると嬉しいです♪